【カンボジア】1~11月の農産物輸出額は42億ドル

カンボジア
Sasin TipchaiによるPixabayからの画像

カンボジア農林水産省が12月1日に発表した報告書によると、今年1月から11月までの農産物の輸出量は730万トンで、輸出額は約42億ドルを記録した。

輸出された主な農産物は、米、バナナ、マンゴー、キャッサバ、カシューナッツ、トウモロコシ、パーム油、コショウ、タバコなど。

報告書によると、同国は11カ月間で、約60万トンの精米と240万トンの籾米を出荷。それぞれの輸出額は5億1500万ドルと8億4000万ドルだった。

また、同期間に米以外の農産物を約400万トン海外に輸出。その輸出額は25億ドル以上に相当すると報告書は述べている。

農業はカンボジア経済を支える4本の柱のひとつ。国連食糧農業機関(FAO)によると、農業は2022年のカンボジアのGDPに大きく寄与しており、GDPに占める農業の割合は22%で、260万人がこの分野で雇用されている。

カンボジアでは、コロナ禍からの景気回復戦略として、農業分野における海外からの投資の促進や、農作物の海外への輸出の拡大を強化している。

主力の米以外では、カシューナッツの輸出が急成長している。カンボジア・カシューナッツ協会によると、同国のカシューナッツの世界市場への供給量は、2022年の67万トン超から、今年は90万トンに達する見込みだという。過去10年でカシューナッツ生産量は5倍に増加している。

※ソース

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