【カンボジア】シェムリアップ新国際空港の建設98%完了、開港は10月

カンボジア

10月に開港予定のシェムリアップ新国際空港の建設工事は順調に進んでおり、6月30日現在、工事全体の98%が終了したと政府高官が発表した。

正式名称が「シェムリアップ・アンコール国際空港」となる新空港の建設費用は当初(2019年)8億8,000万ドルと見込まれていたが、2022年には11億ドルに膨れ上がると算出された。

旧空港は、フランスのヴァンシ・エアポートが70%の出資をした Cambodia Airportsとの間で2040年までの空港運営契約を締結しており、新空港の開港後は合意された条件のもとスケジュール通りに閉鎖に向かう。

民間航空事務局次官兼スポークスマンのシン・チャンセリブタ氏は、新空港への入社を希望する旧空港の従業員は、法的枠組みに従い、年功序列、役割、職務に基づいて雇用されることになると述べた。

シェムリアップ・アンコール国際空港プロジェクトは、シェムリアップ市内から約51km、アンコールワット寺院から約40kmのソットニクム郡タイエックコミューンに位置する。

開港後の年間利用者数は約700万人、2030年には約1000万人、2050年には約2000万人になると予測されており、年間貨物量は当初の1万トンから2050年には6万トンになる見込みである。

新空港の建設および運営を手掛けるのは中国の雲南省投資控股集団傘下のアンコール国際空港投資株式会社(AIAI)。

※ソース

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