【カンボジア】地理的表示(GI)産品を世界へ:WIPO総会で紹介

カンボジア
Mondulkiri wild honey is one of three geographical indications (GI) products selected for export to China. WIPO

商務省は、7月9日から17日までスイスのジュネーブで開催されている第65回世界知的所有権機関(WIPO)総会で、カンポット・ペッパー、コンポンスプー州のパームシュガー、モンドルキリの蜂蜜などの地理的表示(GI)産品を紹介した。

商務省知的財産部門のソウン・ヴィチェア部長は、このイベントがカンボジアにとって、世界各国の政府関係者や企業代表、業界の専門家にGI産品を紹介するための重要な場であったと述べた。

カンポット・ペッパーのようなGI産品は、その独特の品質と伝統的な生産方法で国際的な認知を得ているが、商務省は、国際的な舞台でさらに多くの農産物を紹介し、輸出を増やすことを目指している。

GI認証は、特定の地理的な起源に関連する特徴を持つ製品を認識するもので、認証により商品の完全性を保護するだけでなく、その市場価値も高める。

カンボジアはGI認証を地方の生産者支援および農村部の持続可能な経済発展を促進するための重要なツールと見なしている。

現在、カンボジアにはカンポット・ペッパー、コンポンスプー州産のパームシュガー、モンドルキリの蜂蜜、コー・トロンのポメロなどがGI産品として認定されている。しかし、欧州市場でGI産品としてリストされているのはカンポット・ペッパーとコンポンスプー州のパームシュガーのみである。

※ソース

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