【カンボジア】カンボジア村、6月30日に伊勢原市にオープン

カンボジア

コジマホールディングスの岡見健代表取締役を団長とする日本訪問団は、ヘン・サワー労働・職業訓練大臣との会談で神奈川県伊勢原市に建設中の「Khmer Village(カンボジア村)」が今年6月30日にオープンすることを明らかにした。

労働職業訓練省で行われた話し合いの中で、「カンボジア村」設立の投資プロジェクトの発起人であるコジマホールディングスの代表団は、同村開設の進捗状況について報告した。

昨年、建設現場を訪問した労働・職業訓練大臣は、カンボジア製品、カンボジアの食べ物、飲み物、カンボジアの作物を紹介することができる「カンボジア村」を日本に設立することに日本の民間セクターが関心を寄せてくれたことに感謝し、村で使用・展示されるチャイヤム太鼓、猿の顔のピエロなどの材料を提供した。

「カンボジア村」は農地エリアと商業エリアがあり、農地エリアでは農業特別技能資格を持つカンボジアからの若者が寮で暮らしながら農作業を行い、さらに高度な農業知識・技術を身に付ける。商業エリアではカンボジア村や近郊農家で収穫された野菜の店頭販売やカンボジア料理の提供、そのたイベントが開催される予定だ。

「カンボジア村」の設立案は、2023年12月18日に東京で開催された「日本ASEAN50周年記念首脳会議」の傍らで、コジマホールディングスの小島正伸社長がフン・マネ首相と会談した際に初めて話し合われた。

同村は、カンボジア人が日本人にクメールの文化や伝統を教える絶好の場となり、日本人とカンボジア人の良好な関係を促進し、交流を生み出すと期待されている。

コジマホールディングスは2013年、新たなビジネスの場を求め、目覚ましい経済成長を続けるカンボジアの首都プノンペンに、100%子会社である「コジマグミカンボジア」を設立。昨年はカンボジア産キャッサバを原料とするバイオエタノール製造プラントの提案書を農林水産省に提出した。

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