配車サービスGojek社が提供するフードデリバリーサービスGoFoodでは、アプリ内でジャカルタ広域のローカル料理を厳選して紹介し、地元の中小零細企業（MSME)である外食企業の認知度向上に向けた取り組みを強化している。
Koleksi Juara Lokal GoFood (GoFood Local Champion Collection) と呼ばれる取り組みは、GoFoodを愛用する数百万人の顧客に対し、アプリ内に地域の名物料理を紹介するカテゴリーを設け、MSMEのビジネスをサポートするもの。
インドネシア協同組合・中小企業省の統計によると、2022年12月の時点で、2076万社のMSMEがデジタルプラットフォームに参加している。そのほとんどがプラットフォームに参加するだけでは十分ではなく、ビジネスを発展させるためのサポートやプラットフォームのイノベーションを必要としているという。
GoFoodは、最新の技術を駆使して地元料理のMSMEが競争力を高め持続的にビジネスを強化できるシステムの開発を継続している。
Koleksi Juara Lokal GoFoodに掲載されている地域の名物メニューは、看板料理、伝説的なレストラン、隠れた名店、地元の人気店、そして積極的な事業成長を見せさらなる発展が期待できる地元の料理系中小企業がより広い顧客層にリーチできるようキュレーションされている。
この取り組みは、2022年11月に開催されたG20サミットと時を同じくしてバリ島で開始された。その後、マカッサル、メダン、バリクパパン、スラバヤ、バンドン、ジャボデタベックなど、他の都市にも拡大。
2022年にAlvara Research Centerが実施した調査によると、国内のMSMEが最も広く販売している食品カテゴリーは、伝統的なインドネシア料理または地域料理であり、インタビューの回答者全体の42.3%を占めた。
この事実を受け、Gojekが地域メニューの販売に特化した料理系MSMEの支援を開始した。オンラインプラットフォームで地域のメニューを販売する地元料理のMSMEの認知度を最大化するのに大きく貢献している。
※ソース
