日本人女性デザイナー、エリカ・マスダ氏がデザインした環境に配慮した素材を使ったヒジャブ(イスラム教徒の女性がかぶるスカーフ)が注目を集めている。
マスダ氏は、魚の鱗をヒジャブの基本素材として使用。魚の鱗から採取したコラーゲンから出来た生地を採用したヒジャブは非常に肌ざわりがやわらかく様々な機能性でも優れていると評判だ。
マスダ氏は将来的に気候変動の解決策となるとともに持続可能性を確保できる素材として通常は廃棄される魚の鱗に注目。
特にインドネシアのイスラム寄宿塾で学ぶ学生の間ではヒジャブを身に着ける傾向が強まっていることから、環境に優しい素材でできたヒジャブの必要性を感じたという。
マスダ氏は、インドネシアのムスリムファッション愛好家に対し、特定のファッショントレンドに追随するだけでなく、環境に影響を与える繊維廃棄物を減らすために協力するよう呼びかけている。
同氏はインドネシア人デザイナーのブバ・アルフィアン氏と協力し、ジャカルタで展示される12のムスリムファッションルックをデザインしており、リサイクルファッショントレンドをインドネシアの首都のムスリム女性に紹介する取り組みにも着手している。
※ソース
Japanese designer designs eco-friendly hijab
The trend of wearing head coverings or hijab (veils worn by Muslim women) among santri prompted Japanese designer Erika Masuda to design her own version, ...