【インドネシア】パーム油輸出禁止に違反、タンカーを差し押さえ

インドネシア

政府スポークスマンは7日、インドネシア海軍がパーム油の密輸出の疑いでシンガポール籍タンカーを差し押さえたと発表した。

海軍によると、差し押さえられたタンカーからは、脱酸・脱色・脱臭(RBD)処理をしたパームオレインを積んだコンテナ34基が見つかった。

インドネシアは世界最大のパーム油の生産国であるが、国内で直面する食用油価格の高騰と供給不足問題の解決に向け、政府が4月28日からパーム油の輸出禁止に踏み切った。

アブラヤシから生産されるパーム油は、世界で最も多く消費されている植物油。インドネシアでは食用油価格が今年に入り40%以上上昇したことから、政府が介入して価格抑制に乗り出した。

国際連合食糧農業機関によると、ロシアのウクライナ侵攻の影響もあり、植物油は国際的に最も価格が急騰した食品の1つ。インドネシア生産者も収益性の高い輸出を希望し、国内での供給には消極的だった。

同国のパーム油輸出禁止により、パーム油だけでなく、大豆、欧州産菜種油、その他キャノーラ油などの国際価格も急騰している。

食用油の国内バルク価格はここ数週間で価格は26,000ルピア(約234円)まで急騰。6日には17,200ルピア(約155円)まで下落。インドネシア政府は国内のバルク価格が14,000ルピア(約126円)に下がれば輸出を再開する予定だ。

※ソース

Indonesia seizes tanker over palm oil export ban violation
Indonesia imposed the ban last week to rein in skyrocketing domestic prices and shortages. . Read more at straitstimes.com.

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