中部ジャワで8月7日に行われた新しいリチウム電池工場の開所式で、ルフット・ビンサル・パンジャイタン海事・投資調整相は、シンガポールとマレーシアが進めているジョホール・シンガポール経済特区(JS-SEZ)との競争において、インドネシアが有利な立場にあると述べた。
パンジャイタン海事・投資調整相は、シンガポールとマレーシアがJS-SEZの開発でインドネシアの競合であることを認めつつも、JS-SEZが二国の人材による土地とエネルギーの利用可能性に基づいている点を指摘。一方でインドネシアは豊富なエネルギー資源を有していることを強調した。
また、インドネシアへの投資を促進するためには、単にインセンティブを提供するだけでなく、政府が信頼性を維持することが重要だとし、投資家にとって信頼性が投資先を選ぶ際の重要なポイントであると指摘した。
さらにインドネシアが2024年10月に任期を終えるジョコ・ウィドド大統領の指導のもとで競争力を維持し、さらなる発展を遂げる準備ができていることを強調。
インドネシア政府は、国内の4つの特別経済区にRp161兆(約12兆円)もの投資価値を見込んでおり、これが経済成長を後押しするための大きな要素となっている。
同海事・投資調整相にパンジャイタン氏は、インドネシアがこれからも競争力を高め続け、信頼性と信用を基盤にさらなる成長を目指すと強調した。
※ソース
Indonesia ready to compete with KEK in Johor: Minister
Coordinating Minister for Maritime Affairs and Investment Luhut Binsar Pandjaitan echoed Indonesia's readiness to compete with the Special Economic Zone ...