【インドネシア】3月の輸出入が過去最高に、コモディティー価格の上昇が背景

インドネシア

インドネシア統計局が18日に発表した3月の輸出入は過去最高を記録した。ウクライナ情勢の影響によるコモディティー価格の上昇を背景に、資源豊富なインドネシアの貿易黒字は予想を上回った。

3月の輸出は前年同月比44.36%増の265億ドルで、ロイターがまとめた市場予想の23.83%増を大きく上回った。輸入も同30.85%増の219億7,000万ドルで事前の市場予想18.30%増を上回った。

3月の貿易黒字は市場予想の28億9,000万ドルを大幅に上回る45億3,000万ドルに達し昨年10月以降で最高だった。

石炭輸出は金額ベースで前年比150%増の39億ドル。数量ベースでも前年比22%増の3,530万トンだった。前月比では41%増加した輸出は、主に中国、インド、フィリピン向けだったが、オランダ、イタリア、ドイツなど欧州向けが増加した。

ニッケルの輸出額も前年比600%以上増加し、5億6,970万ドル。輸出量は前年比882%増の6万6,900トンと急増した。一方、パーム油は価格が急騰したにもかかわらず、輸出は金額ベースで前年比1.25%減の24億ドルに、数量ベースでも30%減の170万トンに留まった

DBSのシニアエコノミストであるラディカラオ氏は、「インドネシアは、商品価格が高騰し続けていることを背景に優位な立場にある」とし、貿易黒字と対外収支の改善によりルピアは他の域内通貨に比較して安定していると指摘。

バンク・ダナモンのエコノミスト、ウィスヌ・ワルダナ氏は、2022年の経常赤字の予測を国内総生産(GDP)比1.9%から0.5%に修正。経常赤字の縮小により、インドネシアの金融市場に対する米国の金融引き締め措置の影響が和らぐとの見方を示した。

※ソース

https://www.businesstimes.com.sg/asean-business/indonesia-march-exports-imports-hit-record-highs-amid-commodity-boom
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