【インドネシア】首都移転プロジェクト、資金調達が難航

インドネシア
David MarkによるPixabayからの画像

インドネシアの首都移転プロジェクトの資金調達が難航している。政府は首都移転プロジェクトにかかる費用の8割近くを国際投資家から調達しようとしているが、資金調達に関する具体的な合意には至っていないという。

新首都ヌサンタラを建設するためにかかる費用は340億ドル。情報筋によると、国家が支援する団体も民間団体も、このプロジェクトへの出資に関する契約を結んだところはなく、一部の潜在的な投資家は意向書に署名しているものの、実際の支出に対する確固たる約束はしていないという。

戦略的ビジネスアドバイザリー会社Global Counselのインドネシア担当アナリスト、デディ・ディナルト氏は、「プロジェクトはまだ初期段階にあるため、外国人投資家は慎重だ」と述べた。

また、ディナルト氏は、初期の開発作業の多くが、道路や橋といったインフラ整備に集中しており、「投資家は、こうした基本的なインフラへの投資からどのように利益を得ることができるのか、まだ不透明なのかもしれない」と付け加えた。

当初は2020年に移転建設の開始が予定されていたが、新型コロナの影響で延期されたことにより、新都市が完成するよりも前に退任することになるジョコ・ウィドド大統領の肝入りプロジェクトにコミットすることを躊躇っている投資家が多いとの見方もある。

さらに、ジャカルタを拠点とするPT Bank Central Asiaのチーフエコノミスト、デビッド・サミュエル氏は、「世界経済の減速により、多くの国が不況に直面しているか、すでに不況に陥っていることから、今後数年間は、最も裕福な国であっても自国の国内課題を優先する可能性が高いと指摘した。

首都移転については、インドネシアの経済活動が大都市ジャカルタに集中していることから、ジャカルタ及びその近郊への一極集中を解消させ、カリマンタン島(ボルネオ島)東部を発展させる必要があるとして、ジョコ大統領が2019年に発表した。

※ソース

Ambitious plans to build Indonesia brand new capital city are falling apart
It isn't clear where Indonesia will find S billion) to build a new capital city from scratch.  Read more at straitstimes.com.
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