日本政府は、ジャカルタを中心とする大量高速輸送鉄道(MRT)に対して約1400億円を限度とする円借款を供与する。
13日の在インドネシア日本大使館プレスリリースによると、円借款貸付契約の調印は正木靖駐インドネシア大使とアブドゥル・カディル・ジャイラニ外務省アジア太平洋・アフリカ局長の間で行われた。
席上、正木大使は、日本が2019年に開通したジャカルタ中心部を南北に結ぶ都市高速鉄道路線の拡張を支援してきたことに触れた。
正木氏はまた、日本政府がジャカルタ首都圏の交通渋滞の緩和、投資環境の改善、環境負荷の低減、気候変動対策など、インドネシアの重要な問題の解決に積極的に協力していくことを強調した。
これに対してジャイラニ氏は、日本の揺るぎない支援に感謝の意を表した。さらに同氏は、日本の政府開発援助(ODA)の支援により2019年3月にMRT南北線が開通して以来、MRTはジャカルタの経済活動と住民の日常生活を支える重要な交通インフラとなっていると述べた。
東西に伸びる新路線の建設と総合的な鉄道網の整備は、交通渋滞のさらなる緩和、投資環境の改善、環境負荷の低減、気候変動対策への取り組みなどの支援につながる。
この開発は、より多くの人々が公共交通機関を利用できるよう、既存の路線と同様の安全性、定時性、快適性も提供する。
※ソース
Indonesia, Japan sign exchange of yen loan notes in MRT project
The Indonesian and Japanese governments signed the Exchange of Notes (E/N) regarding provision of yen loan, worth 140.699 billion yen (about Rp14.5 trillion), ...