【ラオスニュース】中国・ラオス鉄道開通、ラオスの経済発展を後押し

ラオス

中国が推し進める巨大経済圏構想「一帯一路」計画の下で60億米ドルを投じて建設された中国・ラオス鉄道の開通がラオスの経済発展を後押しすると期待されている。

中国・ラオス鉄道は12月3日に運営を開始。中国の昆明市とラオスの首都ビエンチャンを結ぶ高速鉄道は最終的にタイ、マレーシアを経由しシンガポールに繋がるという壮大な計画がある。

世界銀行によると、ラオスでは今年4月までの新型コロナウイルス感染者は数十人だったにも関わらず、2020年の成長率は0.4%と過去30年で最低水準を記録した。過去8か月で感染者数が70,000人と急増しロックダウン措置がとられたことにより、期待された2021年の経済回復に赤信号がともっている。

世界銀行のインフラ専門家ソンバス・サウシボン氏は「中国・ラオス鉄道は、ラオス経済を刺激し、東南アジア本土の中心にあるという地理的優位性を活かすための大型投資だ」と述べた。 

ラオスではパンデミックにより2020年の海外旅行者数が前年比で80%減少。2019年の海外観光客数は470万人だった。今後は中国からの観光客が往来しやすくなることや、これまでなら首都ビエンチャンからバスで4時間かかった人気観光地のヴァンヴィエンまで1時間で行けることなど大きなメリットとなる。

鉄道による移動時間の短縮は観光分野だけでなく、貨物や農業の回復も後押しする可能性がある一方、ラオス政府は国境通過プロセスの改善を含む大幅な改革に着手する必要があるとみられる。

また、国内経済の回復には国民にとって同鉄道が有益なものである必要があるが、ラオス国民の3分の2が地方の農民で最低賃金が116米ドル/月であるのに対し、首都ビエンチャンから中国との国境に近い都市ボーデンまでの鉄道運賃は13.30米ドルと高いことが批判されている。

ソース

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