格安航空エアアジアと英国のスカイポートが、マレーシアで空飛ぶタクシー用の離着陸場を建設すること検討している。両社が28日の共同声明で明かした。
エアアジアは、地上インフラの候補地の調査を行うことを前提にスカイポートと契約を締結した。契約期間は1年間で、まずは首都クアラルンプールでの施設建設に焦点を当てる。
航続距離がボーイングやエアバスが製造する標準機には遠く及ばず、乗客の搭乗許可を得ていないにもかかわらず、電動垂直離着陸機(eVTOL)への関心は近年高まっており、世界中の航空会社が数百機を発注している。
都市部の渋滞や、航空業界に対する排出ガス削減のプレッシャーが、eVTOLへのシフトを早めている。
エアアジアは都市部の航空移動事業への進出に積極的で、2月にはアイルランドの航空機リース会社アボロン・ホールディングスと、少なくとも100台のバーティカル・エアロスペース社の空飛ぶタクシーをレンタルすることで合意した。
スカイポートは、5月に東京都を拠点とする駐車場運営会社他を所有するパーク24と協定を結び、垂直離着陸場施設の建設と日本企業の駐車場やカーシェアリングネットワークとの統合をすすめる。
※ソース

AirAsia, Skyports looking at Malaysian airports for flying taxis
The two organisations will jointly explore building landing sites for flying taxis and initially focus on KL. Read more at straitstimes.com.