【マレーシア】オミクロン新変異株検出増加、学校でのマスク着用義務化か

マレーシア
Gonzalo19によるPixabayからの画像

オミクロン株の新たな派生型「XBB1・16」の感染拡大が懸念されるマレーシアでは、学校でのマスク着用が再び義務化される可能性が高まった。

ザリハ・ムスタファ保健相は、新型コロナウイルスの感染を制御する必要から学校でのマスク着用義務化についてファドリナ・シデク教育相と近日中に会談する予定だ。

国内の感染者数が増えていることから、5月2日に学校が再開する前に、新しいガイドラインや標準運用手順書(SOP)を発行して予防措置を取る構えだ。また、親が子どもを学校に通わせることに不安を感じないように、学校と親が適切な対策を講じることにも注力する。

月曜日に保健省は、「XBB1・16」の感染者が12人(サラワク州で6人、セランゴール州で4人、クアラルンプールで2人)確認されたことを発表。

ザリハ保健相、シデク教育相ともに、ハリラヤ休暇期間中に感染した生徒が学校に来た場合、集団感染に繋がる恐れがあるとして、学校でのマスク着用義務化は必至だとの考えを示している。

ザリハ保健相は、The Starの「マスクの使用を学校だけでなく、一般市民にも推奨することを検討しているか」という質問に対して、「はい、近いうちに」と回答している。

現在マレーシアでは屋内も含め、基本的にマスク着用は任意だが、施設管理者は来客のマスク着用要否を自ら設定することができ、施設により求められた場合には従う必要がある。

※ソース

Malaysia eyes return of mask mandate in schools as Arcturus subvariant surfaces
Health and education ministries are set to issue new guidelines before schools reopen on May 2. Read more at straitstimes.com.
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