【マレーシア】ドリアンの高級品種「猫山王」の特許取得を本格化

マレーシア
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マレーシア農業・食料安全保障省は、海外で非常に人気が高まっているドリアンの高級品種「猫山王(Mao Shan Wang)」の特許登録に向けた動きを本格化する。

6月27日の記者会見で、モハマド・サブ農業・食料安全保障大臣は、「猫山王」が特に中国で人気が高まっているため、「マレーシアの特産品として認識されるべきだ」と述べた。

ニュー・ストレーツ・タイムズ紙によると、モハマド大臣は、マレーシアの農業・食料安全保障省とその国際貿易部門が猫山王の特許登録に向けた動きを開始すると語ったと報じている。記事ではまた、神戸牛やフランスのシャンパーニュ地方で生産されたスパークリングワインなど、産地に結びついた保護を受けている製品を例に挙げた。

マレーシアは、中国の李強首相がプトラジャヤを公式訪問した際に両国間で署名された一連の覚書の一環として、今後数ヶ月以内に新鮮なドリアンを中国に輸出する予定だ。これまでは、マレーシアは中国にドリアンペースト、ドリアン果肉、冷凍ドリアンのみを輸出してきた。

モハマド大臣は、業界関係者が果物の輸出を担当する一方で、自身の省は品質遵守を監督し、「私たちのドリアンが新鮮な状態で出荷されることを確実にする」と強調した。

ニュー・ストレーツ・タイムズ紙の報道によると、2022年にマレーシアは11億4千万リンギット(3億2,700万シンガポールドル)相当のドリアンを輸出し、その主な輸出先は中国だった。

猫山王は、鮮やかな黄色い果肉、ほろ苦く甘い味わい、クリーミーな食感が特徴。マレーシア以外にも、ベトナムなどの東南アジア地域でも小規模で栽培されている。

※ソース

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