富士フイルムの現地法人Fujifilm Malaysiaは、最新のミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-S20」を6月29日に発売する。
「X-S20」は、裏面照射型約2610万画素「X-Trans CMOS 4」と高速画像処理エンジン「X-Processor 5」を搭載し、高画質撮影が可能なミラーレスデジタルカメラで、日本ではボディ単体および「XC15-45mmF3.5-5.6 OIS PZ」付属のレンズキットともに、想定を上回る多くの予約が入っており供給の遅れの可能性が囁かれていた。
Fujifilm Malaysiaの荒金健介マネジングディレクターは声明で「X-S20」の魅力について、プレミアムな画質と高度な携帯性を備え、カジュアルなセルフポートレートから本格的な写真・ビデオ撮影まで、さまざまな撮影スタイルに対応している点を挙げている。
また、荒金氏は機能面について、5軸・最大7.0段のボディ内手ブレ補正機能を採用しており、動物や車を検出できるAIベースの被写体検出AFは、Xシリーズの第5世代カメラ、FUJIFILM X-T5と同等のAF性能に加え、機動性を高めている点にも触れている。
富士フイルムによると、X-S20は内部で6.2K/30P 4:2:2 10bit動画の記録に対応し、外部アクセサリーを接続して本格的な動画撮影ができる3.5mmマイク/イヤホンジャックを装備。さらに、三脚グリップ『TG-BT1』と組み合わせることで、簡単にVlogを制作できる「Vlogモード」を新たに搭載している。
X-S20の予約は、ブランドの公式オンラインストアおよび地元の正規販売店であるShashinkiやCamera2uで、2023年6月25日まで受け付ける。
価格はボディのみで6,888リンギット、15-45mmキットレンズ付きで7,388リンギット、18-55mmキットと同梱で8,888リンギットとなっている。
※ソース
