【マレーシア】医療目的の大麻栽培合法化に向けた議論が加速

マレーシア通信マルチメディア省のザイヌル・アビディン副大臣は、医療目的の大麻とケタムの栽培の合法化について近くカイリー・ジャマルディン保健相と協議する。24日付のマレー語シナール・ハリアン紙が伝えた。

政府は医療大麻やケタムの使用に関して異議を唱えておらず、栽培の合法化に向けた議論を加速させようとしているようだ。その背景には国際市場における大麻とケタムの需要増大がある。

現在のところ大麻の主要生産国は3ヵ国で、マレーシアでの栽培が合法化されれば、同国に大きな利益をもたらすと期待されている。1エーカー(4047平方メートル)内に栽培される大麻の取引額は約RM3,000(約953円)ほどになるとみられている。

医療大麻の合法化については、医療目的で使用するために大麻を栽培したと主張していた地元人気歌手が起訴された後に、議論が湧き上がった。マレーシアの麻薬法は非常に厳格であり、仮に有罪の判決が下れば現行法では死刑または終身刑は免れない。

マレーシアでは昨年11月、カイリー保健相が、医療目的での大麻を含む製品を輸入・使用することは、法律に準拠している限り認められると発表。しかしながら医療大麻が悪用される可能性があるとして反対の声も上がった。

マレーシア医療慈善団体の諮問委員会委員長で医療活動家でもあるスハゼリ・アブドラ氏は、3月29日に自身のFacebookで「医療用大麻は利益よりも害をもたらす恐れがある」と懸念を表明した。

4月12日、同国のMedical Cannabis Caucus(MCC)は、医療大麻やケタムに関連する政策問題について、イスマイル・サブリ・ヤコブ首相と協議したことを明らかにした。今後は議会でさらなる協議が行われる。

MCCは世界の大麻、ケタム、および医療大麻の市場規模を600億リンギット(約1兆7,700億円)と予測している。

隣国タイは東南アジアで初めて医療大麻を合法化。医療大麻を活用したメディカルツーリズムだけでなく最近では娯楽目的の使用を解禁する動きが出ている。

※ソース

Growing hemp, ketum for medical use gets Cabinet 'green light', says Malaysian deputy minister
PETALING JAYA (THE STAR/ASIA NEWS NETWORK) - Malaysia's Cabinet has no objections to the growing of hemp and ketum for medical purposes, said the country's depu...

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