【マレーシア】陸路入国の審査の長時間化を解決、混雑問題を改善へ

マレーシア
ST PHOTO: ALPHONSUS CHERN

マレーシア入国管理局は、陸路でマレーシアへ渡航するシンガポール人への入国審査の長時間化が改善されていると発表した。

当局によると、これはピーク時の入国審査カウンターを担当する入国管理局スタッフを訓練し、国境検問所に配置するQuick-Response Team (QRT)対策と呼ばれる解決策を短期的に導入したことによるという。

QRT対策が実施された2月6日以来、自動車や乗客の通行の問題がなく、Touch ‘n Goカード(通行料支払い用)の残高が十分であれば、1時間に約2,300台の車両が入国審査を通過できるようになったという。以前は1時間に1,400台だった。

QRTは、まずクアラルンプール国際空港(KLIA)と第2ターミナル(KLIA2)で実施され、合計45人のスタッフが配置された。その後、陸路往来可能なコーズウェイとセカンドリンクの国境検問所に71人が配置された。

当局は今後、ブキ・カユ・ヒタム(マレーシア-タイ)、スンガイ・トゥジョー(マレーシア-ブルネイ)の検問所にもQRTを配置するため、訓練を継続している。しかし、これらの国境検問所はジョホール州のものほど大きくないので、配置する入国管理局スタッフ数はそれほど多くはないようだ。

マレーシア入国管理局は迅速な入国審査の実施を目的に、QRT対策に加えて、以前はマレーシアのパスポートに限られていたe-gate機能をシンガポールのパスポートにも適用。

e-gate機能拡大により、ジョホール・シンガポール・コーズウェイを往来するバスでジョホール州に入国する際の到着ホールでの待ち時間も短縮。入国者3,000人が到着ホールの入国審査を通過するのに要する時間は以前の4~5時間から3時間程度になった。

※ソース

Faster immigration clearance at JB checkpoint after new measures: Malaysian official
About 2,300 vehicles an hour are now able to pass through the immigration clearance, up from 1,400 previously. Read more at straitstimes.com.


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