マレーシア政府は、国内の鶏卵供給が安定するまでの間、毎日200万から1000万個の鶏卵をインドから輸入する。
同国ではPerak、Penang、Kelantan、Selangor、Melakaの5つの州のスーパーマーケットや商店で、消費者や商人が鶏卵の入手に苦労していることが報告されている。
国内の鶏卵不足が深刻化するなか、モハマド・サブ農業・食料安全保障相は12月6日、政府は国内のニーズを満たすための一時的措置として鶏卵を輸入することに合意。
農業・食料安全保障省(MAFS)は12月16日に輸入鶏卵が定められた基準をすべて満たしていることを確認するための試験段階として、インドからの鶏卵の空輸を許可している。
試験的に輸入された鶏卵は、サルモネラ菌、ニューカッスル病ウイルス、鳥インフルエンザの検査が行われ、マレーシアの市場で定められた基準に適合していることが判明。
MAFSは検査は、マレーシアの畜産業を守りつつ、安全で清潔、ハラール、そしてあらゆる病気のない輸入鶏卵を国民に届けるために行われたと述べた。
アンワル・イブラヒム首相は、12月22日から始まる輸入は国内の需要に応えるために取られたもので一時的措置であることを改めて強調した。
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