【マレーシア】鶏肉輸出を停止、国内向け供給と価格の安定を優先へ

マレーシア
Wolfgang EhreckeによるPixabayからの画像

マレーシアは6月1日から鶏肉の輸出を停止し、国内での価格の安定を優先する。23日に開催された、必需品価格の高騰と鶏肉供給問題に関する閣議終了後にイスマイル・サブリ・ヤコブ首相が発表した。

月に最大で360万羽分の鶏肉を輸出しているが、国内では鶏肉供給が不足しており、価格高騰の問題が深刻化。問題が解決するまでの短期的な措置として輸出の一時的停止に踏み切る。

国内では、消費者に購入制限を設けざるを得ない小売店や、通常の供給量の10%しか仕入れできない生鮮市場の鶏肉売り場もみられるようだ。

さらに、供給に影響を与える問題の1つが飼料のコストが上昇していること。閣僚閣議では鶏肉飼料の代替としてトウモロコシ栽培に関する提案についても議論された。

政府は鶏肉供給を安定させるため、海外の食肉処理工場の承認も進め、輸入に必要とされていた輸入許可書(AP)を廃止する。

また、鶏肉の緩衝在庫を積増し、国の農業食品産業省(MAFI)および関係機関が所有する冷蔵施設を最適化する。同時に鶏肉生産者への補助金請求プロセスを簡素化する。

マレーシアの畜産協会連盟の統計によると、生きた家禽の輸出は2007年の4,019万から2020年には5,908万まで増加している。家禽肉は2020年に62,770トンを輸入し、18,320トンを輸出。

隣国シンガポールの食品庁の統計によると、シンガポールの鶏肉供給の約3分の1はマレーシアからの輸入に依存している

※ソース

Malaysia government to halt export of 3.6 million chickens per month until domestic prices stabilise ​​​​​​​
KUALA LUMPUR: Malaysia will curb the export of chickens from Jun 1, among other measures to address the domestic supply shortage, said Prime Minister Ismail Sab...
タイトルとURLをコピーしました