【マレーシア】燃料補助金、原油高で1週間足らずに4倍超へ

マレーシア
The national monthly RON95 and diesel subsidies has risen from RM700 million (S$227 million) to RM3.2 billion since the Middle East conflict started. PHOTO: BT FILE

マレーシアのアンワル首相は、中東の海上輸送ルートの混乱を受けた世界的な原油価格の急騰により、同国の燃料補助金負担が1週間足らずで4倍超に膨らんだと明らかにした。

アンワル首相は3月22日、自身の公式フェイスブックページで公開した説明動画の中で、RON95ガソリンとディーゼル向けの月間補助金が、この期間に7億リンギ(約2億2,700万シンガポールドル)から32億リンギへ増加したと説明した。

世界の原油供給の約20%が通過するホルムズ海峡の混乱により、世界的な供給は逼迫している。首相は「1週間もたたないうちに、世界の原油価格は1バレル当たり約70米ドルから120米ドル近くまで上昇した」と述べた。

マレーシアは産油国である一方、依然として輸入に大きく依存しており、供給のほぼ半分が今回影響を受けたルートを通っているという。アンワル首相によれば、同国は2025年に約55億米ドル相当の原油を輸出した一方で、輸入額は約126億米ドルに達し、70億米ドルを超える赤字となった。

首相は「マレーシアは石油を生産しているが、輸出する量より多くを輸入している」と指摘した。さらに、輸入原油は消費者に届くまでに精製、輸送、保険が必要であり、紛争時にはこれらすべてのコストが上昇すると説明した。

こうした燃料コストの上昇は、輸送費や食品価格、家計支出にも波及している。政府は消費者を守るため、国民が国際価格上昇の影響を全面的に受けないよう補助金を拡充している。

アンワル首相は「困難な時期において、マレーシアは国民を守るため、世界的なコスト上昇圧力の一部を政府が吸収する道を選んだ」と強調した。

そのうえで、同国は過去にも同様の圧力を乗り越えてきたとして、今後の課題にも対応できるとの自信を示した。

※ソース

Malaysia sees sharp spike in fuel subsidy bill
Despite being an oil-producing country, it remains dependent on imports. Read more at straitstimes.com. Read more at straitstimes.com.
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