【マレーシア】入国管理局、中国からの旅行者向けに専用入国レーンを導入

マレーシア
Rudy and Peter SkitteriansによるPixabayからの画像

中国で新型コロナウイルスの感染が急拡大しているなか、マレーシアの入国管理局は、同国からの旅行者用に専用入国レーンを導入する。これは、国内におけるウイルス蔓延を抑える政策の一環だと保健省は述べている。

1月10日付The Star紙は、コロナ陽性の疑いがある旅行者は、現地に常駐している保健省の職員に引き渡されるとノルハヤティ・ルスリ保健省副局長が語ったと引用。

国際空港ではサーマルスキャナーも入国地点に設置され、症状のある旅行者はさらなるチェックのために保健省職員に引き渡され、咽頭スワブ検査と迅速抗原検査を受けることになる。

ノルハヤティ副局長は、10日の保健省ブリーフィングで、陽性と判定された旅行者は、自宅や宿泊施設に隔離されるか、病気の重症度に応じて病院に移送される可能性もあると述べた。

1月8日に、ティオン・キング・シン観光・芸術・文化大臣は、同省が国内のすべての国際空港に北京語に堪能な職員を配置し、英語を話すことができない中国人観光客をサポートすると述べた。

フリー・マレーシア・トゥデイによると、ティオン氏は中国人旅行者の到着を早めるために、国際空港に特別なレーンを設置することを提案していたという。

今月初め、アンワル・イブラヒム首相は、コロナ感染者の急増を懸念して政府が国境管理を強化することを決定したが、これは特定の国を差別するためのものではないと述べていた。

※ソース

Malaysia’s Immigration Department to operate special lanes for travellers from China amid COVID-19 concerns
KUALA LUMPUR: Amid concerns over the COVID-19 situation in China, Malaysia’s Immigration Department will operate special lanes for travellers from the country a...
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