マレーシア自動車協会(MAA)が17日発表した2023年3月の自動車総販売台数は前年同月比8%増の78,849台となり、過去最高を記録した。
販売サービス税(SST)減免措置が3月31日に終了したこともあり、業界関係者のあいだでは駆け込み需要により販売台数も増加するとの見方が強かったが、増加幅は予想の範囲内だという。
MAAによると、3月末日に決算期を迎える企業の納車ラッシュやハリラヤ関連の販促キャンペーンも3月の販売に拍車をかけたという。
3月は乗用車の総販売台数は70,958台と前年同月の65,903台を上回り、商用車の販売台数も7,891台と前年同月の7,347台を上回った。2023年第1四半期の自動車販売台数は前年同期より32,600台以上多い192,474台だった。
プロトン・ホールディングスBhdは今月始めに、今年第1四半期の販売台数が前年同期比50.9%増の40,287台となり、市場シェアは推定21.2%に拡大したと発表した。同社によると、3月だけで14,573台を販売し、前月比3.8%増、前年同月比11.9%増を記録した。
Perusahaan Otomobil Kedua Sdn Bhd(ペロドゥア)は、3月の販売台数が32,179台と過去最高を記録し、生産台数も33,666台に達したと発表した。四半期ベースでの販売台数は前年同期比27.5%増の78,564台、生産台数は33.9%増の84,800台だった。
MAAは2023年4月の自動車販売台数の見通しについて、ハリラヤ祭りの休暇の結果、販売店の営業日数が短くなるため、3月よりも低くなると見込んでいる。
※ソース
Vehicle sales hit all-time high
PETALING JAYA: Total vehicle sales hit an all-time high last month, rising 8% year-on-year (y-o-y) to 78,849 units due to the fulfillment of bookings made durin...