【フィリピン】社内Xmasパーティーで従業員に有給休暇をプレゼント

フィリピン
Bruno /GermanyによるPixabayからの画像

フィリピンの化粧品会社Colourette Cosmetics社がクリスマスパーティーの賞品として新しい携帯電話やエステなどではなく、5日間の有給休暇をプレゼントしたことが話題となっている。

シンガポールやインドネシアといった近隣諸国に比べて休暇取得で遅れをとっているフィリピンでは歓迎される動きとして注目された。

国産化粧品ブランドの創業者で最高経営責任者のニーナ・カブレラ氏がTikTokの投稿でこの斬新なアイデアを紹介したところ、国民の賛同の表れとして14日(水)には8,000件の「いいね」と肯定的なコメントを集めた。

カブレラ氏は、フィリピンの弁護士が、「従業員がずっとオフィスに閉じこもっていたら大きなテレビも意味がない」と嘆く投稿に触発され、抽選で有給休暇をクリスマスプレゼントとするアイデアを思い付いたという。

フィリピンの労働法では、少なくとも1年以上勤務した従業員には5日間の有給休暇が与えられることになっているが、現地の企業は法定最低日数よりも多くの休暇を提供する傾向にある。

地元メディアは世論調査会社ギャラップ社の調査報告によるとフィリピン人労働者は休暇が少ないため、東南アジアで最もストレスを感じていると伝えている。

有給休暇を増やすというアイデアは、アウトドア用品、衣料品などの製造販売を手掛けるパタゴニア社やAirbnbのような国際的な企業が、従業員の福利厚生に焦点を当てた枠組みを採用していることとも呼応している。

※ソース

Forget the iPads, Philippines company offers paid leave as Christmas lucky draw
In the Philippines, an employee who has worked for at least a year is entitled to five days of paid leave. Read more at straitstimes.com.
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