イスタナで14日、大統領就任式が行われ、ターマン・シャンムガラトナム前上級相兼社会政策調整相(66歳)が第9代大統領に就任にした。ターマン氏は9月1日に実施された大統領選挙で有効票(248万760票)の70.4%の得票数を獲得し大勝。
就任演説で新大統領は、これまで以上にシンガポール人は結束感を育む必要があるとし、選挙公約で主張したように、異なるコミュニティ間の相互作用を促進し、互いに尊重し理解することを強化する計画について触れた。
今後は政府、コミュニティ団体、その他のボランティア団体等と協力し、多文化主義を強化し、より包括的な社会を育てるために取り組むと強調。また、国内の芸術とスポーツを支援し、シンガポールを代表して国外での利益を促進する計画があると述べた。
大統領の具体的な役割に関しては、大統領顧問会議(Council of Presidential Advisers)と緊密に協議し、評価において徹底的かつ公平であり、政府準備金および主要な公共サービスの任命に対する拒否権行使についても同様だと述べました。
大統領就任式に出席したリー・シェン・ロン首相は、新大統領の経済と財政に関する豊富な経験と大統領としての重要な任務を果たす能力があることを強調し、政府全体の支援と協力を約束した。
また、リー首相は、ターマン新大統領が発表したスポーツと芸術に対するサポートに期待しており、同サポートがシンガポールを豊かで多様な社会への一歩となると述べた。
加えて、リー首相は、新大統領が他国や国際パートナーとの結びつきを強化する最高の外交官として、シンガポール人と地元の企業に海外でのビジネス機会創出に貢献してくれることを期待した。
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