独系スタートアップVolocopter(ボロコプター)のチーフコマーシャルオフィサー(CCO)クリスチャン・バウアー氏は7月12日、シンガポールで2024年初頭から中旬にかけて空飛ぶタクシーのサービスを開始する予定であると発表した。
ボロコプター社はサービス開始に先立ち、2023年末までにはパイロット、エンジニア、サービスクルーなどの主要スタッフを雇用する。
最初の飛行ルートはマリーナベイエリアの観光スポットを含む湾岸部一帯12kmとなりそうだ。全て計画どおり進めば、飛行ルートはマリーナサウスの離着陸エリアからマリーナ貯水池を回りマリーナバラージとベンジャミンシアーズ橋を通過してマリーナサウスに戻る15分の空の旅となる。
空飛ぶタクシーである完全電動航空機の航続距離は35kmで最高速度は時速90km。同社はシンガポールの支援を受け、シンガポールでの空飛ぶタクシーの事業化を目指し、2018年10月に湾岸部で試験飛行を開始した。
バウアーCCOは、マリーナベイエリアを中心とした飛行ルートは高度は100~150mで通過する飛行案で、離着陸エリアについてはシンガポール民間航空庁(CAAS)と最終調整に入っていることを明かした。
同社は、シンガポールとパリでの商用エアタクシー事業化を希望しており、民間航空機と同等の安全性を確認するため、これまで多数の試験を実施してきた。
※ソース

First air taxi flights in S'pore to take scenic route around Marina Bay if approved
The proposed flight over a 12km route, operated by air taxi pioneer Volocopter, is expected to be ready for launch around early- to mid-2024. Read more at strai...