【シンガポール】リー首相、アジアの環境保護に向けた日本の取り組みを歓迎

シンガポール
PM Lee Hsien Loong and his Japanese counterpart Fumio Kishida at the Asia Zero Emission Community Leaders Meeting in Tokyo on Dec 18. PHOTO: MCI

日ASEAN友好協力50周年特別首脳会議の最終日(12月18日)、アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)首脳会合が開催され、リー・シェンロン首相は、外交の一環として日本が主導するAZEC構想を全面的に支持すると述べた。

日本主導で発足したAZECにはミャンマーを除くアセアン諸国とオーストラリアが加わる。この枠組みは、グリーン水素、持続可能なエネルギーのためのインフラ、持続可能なエネルギーへの融資などの要素から構成されている。

AZECの基本原則は、各国のエネルギー事情を踏まえ、経済成長やエネルギー安定供給と脱炭素化の両立を目指すもの。すでに日本企業とAZEC加盟国の間では、350以上のプロジェクトが進行中で、日本政府は同加盟国全体で約8,500人のエネルギー転換に関する研修を支援している。

岸田文雄首相は、アジアの脱炭素化には4,000兆円が必要であり、AZECはアジアに新たな脱炭素市場を創出し、世界中から資本を呼び込むだろうと述べた。

AZEC首脳会合に先立ち、リー首相は日本のリーダーシップを歓迎し、2050年に二酸化炭素排出量を実質ゼロ(ネットゼロ)とする目標を掲げているシンガポールにとっては注目しなければならない枠組みであり目標を設定し最善を尽くすと述べた。

リー首相は、ネット・ゼロへの世界的な移行を加速させるための協力の必要性を強調し、どの国も単独ではできなとし、日本の最先端技術や中核的な役割を担う政策シンクタンク「アジア・ゼロエミッションセンター」の役割にも期待を寄せた。同センターはインドネシア・ジャカルタに本部がある国際機関「東アジア・ASEAN経済研究センター(ERIA)」内に設ける。

シンガポールと日本の二国間関係は強固であり、デジタル経済やグリーン経済を含め、政治、経済、政策が緊密に連携している。両国間の関係に関しリー首相は、日本はシンガポールにとってアジア最大の投資国であり、シンガポールは日本にとって最大の投資国であることに触れ、不動産からベンチャーキャピタル、サービス、教育まで幅広いシンガポールからの投資についても言及した。

※ソース

Singapore welcomes Japan’s efforts to help Asia become greener: PM Lee
Japan to launch world-first sovereign climate transition bond, as well as a centre for Asia-wide climate cooperation. Read more at straitstimes.com.
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