フレンチ・ジャパニーズ・カフェチェーンとして有名な「Café Kitsuné(カフェ・キツネ)」のシンガポール1号店が12月1日にキャピトル・シンガポールにオープンする。
同カフェは2013年に共同創業者のジルダ・ロアエック氏と黒木雅也氏が東京の青山で開業し、現在16都市で22店舗を展開。
40席のシックな店内では、ケーキやペストリー、ドリンクのほか、ブランド名の「キツネ」にちなんだキツネ型のショートブレッド(1個4ドル)などを提供する。
カフェ・キツネの運営・事業開発担当ディレクター、ジョアンナ・ルルーシュ氏によると、メニューの7割は看板商品だが、それ以外は、チョコレートの甘さとチリ(唐辛子)の辛さを組み合わせたChilli Chocolate Tart(12ドル)などシンガポール向けに特別に考案されたものだという。
またブラジルとグアテマラの2種類のスペシャルティコーヒー豆を使ったフルボディコーヒー(エスプレッソ4.50ドル〜)にはこだわりがあり、日本の興山にあるカフェ・キツネで焙煎されたコーヒー豆を空輸。100g入りで15ドルから購入できる。
ルルーシュ氏によると、カフェ・キツネのシンガポール進出はかねてから計画されており、今後は、複数の店舗を開業する予定だという。
また、シンガポールでは姉妹ブランドであるMAISON KITSUNÉ(メゾン・キツネ)の出店も検討されているという。メゾン・キツネは2002年に立ち上げられたファッションブランドで、現在ではパリ、ロンドン、ニューヨーク、東京、ソウルなど世界41カ所に拠点を構えている。
※ソース
Famed Cafe Kitsune opens at Capitol Singapore on Thursday
More outlets of the French-Japanese chain are in the pipeline, including a cafe-restaurant. Read more at straitstimes.com.