【シンガポール】車両購入権価格、大型車で最高額更新15万ドル超

シンガポール

10月4日に実施された車両購入権(COE)の入札で、大型車COE価格が初めて15万ドルを超えた。今回の入札では小型車を除いた全てのカテゴリーのCOE価格が前回から上昇した。

カテゴリーA(エンジンが1600cc、130馬力までの車および出力が110キロワットまでのEV)のCOE価格は、前回の105,000Sドルから0.95%下落し104,000Sドルで終了。

カテゴリーB(エンジンが1600ccを超える車および出力が110キロワットを超えるEV)のCOE価格は、2週間前に記録した最高値140,889Sドルから3.63%上昇し146,002Sドルで終了した。

オープンカテゴリーと呼ばれるカテゴリーE(あらゆる車種の登録に使用できるが、大型車に使用される傾向がある)のCOE価格は2週間前の144,640Sドルから5.09%上昇し152,000Sドルで終了。同カテゴリーのCOE価格は5回連続で最高値を更新した。

カテゴリーCの商用車は前回の落札価格より2.5%増の85,900Sドル、カテゴリーDの二輪車も前回より1.46%増の10,856ドルで終わった。

業界関係者は、EV(電動車)向けに導入されたインセンティブEV Early Adoption Incentiveや自動車排出ガススキーム(VES)のインセンティブが2024年から大幅減少することから、現在の税額控除を利用しようと自動車ディーラーが急いだ結果、COE価格が上昇したとみている。

Wearnes Automotiveのコリン・チュア社長は、年内の高いインセンティブを考慮すると、COE価格は160,000ドル以上に達する可能性もあると述べた。

CategoryOct 4 tenderSept 20 tenderChange
A – Cars up to 1,600cc and 130bhp, and EVs up to 110kW$104,000$105,000▼0.95%
B – Cars above 1,600cc or 130bhp, and EVs above 110kW$146,002*$140,889▲3.63%
C – Commercial vehicles$85,900$83,801▲2.50%
D – Motorcycles$10,856$10,700▲1.46%
E – Open$152,000*$144,640▲5.09%
NOTE: *Record COE premium
Table: STRAITS TIMES GRAPHICS  Source: LAND TRANSPORT AUTHORITY

※ソース

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