【シンガポール】5月のコア・インフレ率は3.6%、2008年12月以来の高水準

シンガポール

シンガポール金融管理庁(MAS)とシンガポール貿易産業省(MTI)が23日に発表した5月のコア・インフレ率(運輸や住宅など、政府の政策の影響を受けやすい項目を除外したインフレ率)は前年同月比3.6%で前月から0.3ポイント上昇した。

5月のコア・インフレ率はブルームバーグの調査でエコノミストが予測したとおりとなり、4.8%に達した2008年12月以来の高水準となった。

5月は食品、電気・ガスの価格上昇が牽引。食品は外食産業における価格が大幅に上昇し、前月から0.4
ポイント上昇し4.5%に。電気・ガスはオープン電力市場での平均電気料金の高騰により前月から0.2ポイント上昇し19.9%に達した。

その他、サービスが休暇やタクシーおよび配車サービスの料金が上昇したことから前年同月比2.6%となり、小売は衣服・靴、パーソナルケア商品などが値上がりし前年同月比1.8%となった。

さらに住宅賃料の大幅な上昇により住宅のインフレ率が4%、世界的な石油価格の上昇を受け運輸が18.5%とそれぞれ上昇するなか、総合インフレ率も前年同月から5.6%上昇した。

MASとMTIはロシアによるウクライナ侵攻や中国のゼロコロナ政策など地政学的リスクの高まりが需要圧迫とサプライチェーンの混乱を招き、さらなる物価上昇の可能性にも言及した。

一方で、MASとMTIは今年通年のコア・インフレ率を事前予測の2.5~3.5%、総合インフレ率を4.5~5.5%とともに据え置いた。

MASはインフレ上昇を鈍らせるために14日には昨年10月以来3回連続で金融政策を引き締めた。また政府は21日に、インフレ対策として15億シンガポール・ドル(1,475億円)規模の支援パッケージを発表した。

※ソース

Singapore core inflation hits 13-year high of 3.6% in May amid rising food prices
This is the highest core inflation rate that Singapore has faced since December 2008, when it hit 4.2%. Read more at straitstimes.com.
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