【シンガポール】培養殖肉メーカーEat Justが生産を一時停止

シンガポール

培養食肉を生産するEat Just(本社:カリフォルニア)のシンガポール工場が生産を一時停止していると地元のストレーツ・タイムズ紙が伝えている。

同社の培養食肉は、2020年にシンガポールで初めて製造販売が承認された培養鶏肉。持続可能な食料調達や食の供給を実現を目指す同国で大きな反響を呼んだ。

同社は6,100万ドルを投じ敷地面積30,000平方フィートの生産工場をシンガポール東南部ベドックに設立。2022年に同施設の起工式を行った。同施設とともに以前生産拠点としていた別の工場も現在は稼働していない。

Eat Justの広報担当者は、 「様々な加工条件、経費、生産性などアジアで生産するためのより大きな戦略的アプローチを見直している」と述べている。

同社ブランドGood Meatを取り扱っていたレストランHuber’s Bistroでは同商品を使った串焼きとチキンサラダの提供を中止している。同店のマーケティング・マネジャーによると、供給準備が整い次第、再びこの商品をメニューに載せる予定で、「ごく近いうちに」養殖チキンの提供を再開する見込みだという。

シンガポールでは2020年に培養鶏肉の製造販売が許可されて以来、養殖魚の細胞を組織培養し持続可能なシーフードや豚肉の培養肉の供給を実現しようとするスタートアップ企業が開発を加速させてきた

※ソース

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