【シンガポール】デジタルポチ袋(お年玉袋)e-Hongbaoの利用者が急増

シンガポール

今年の旧正月は、ポチ袋(お年玉袋)をデジタル化したe-Hongbaoを含むeGiftオプションの利用者が増加した。縁起が良い数字の金額を電子送金できる利便性が利用者に広く受け入れられた。

DBS銀行では、QRギフトカードのユニークユーザーが昨年に比べて30%増加。同ギフトカードにはQRコードが印刷されており、受取人はこれをスキャンすることであらかじめ設定された金額を受け取ることができる。

DBSのQRギフトカードに搭載された総額は前年比40%増で、旧正月の前夜と初日には約500万Sドルがカードに搭載された。

また、同銀行の顧客は、PayLah!(iOS や Android フォン向けのモバイル決済)経由でお年玉をメッセージ付きで送信するe-Hongbaoも利用できる。

同銀行のe-Hongbaoでの送金1回あたりの平均金額は前年比30%増の約120ドルに達した。

同銀行消費者金融グループのエグゼクティブディレクターであるダイアン・チャン氏は、新札や紅包(お年玉袋)を準備する手間が省けることから、コロナウイルス規制が解除されても需要が高まったと述べた。

他の銀行では、OCBCが、旧正月の初日にe-hongbao機能の1日平均使用量が4倍になったと発表。UOBは、旧正月の前夜と初日にe-hongbaoで送金された総額が、前年比で10%以上増加した発表した。

UOB銀行のグループ個人金融サービス責任者のジャクリン・タン氏は、顧客は新札や従来のお年玉袋と比べ、e-hongbaoをより環境に優しいものと考えていることにも言及した。

また、タン氏は、8.88ドルや88ドルといった縁起の良い金額を簡単に送金でき、その履歴も確認できるシステムを顧客が評価してくれていると付け加えた。

※ソース

Digital red packets proving popular during CNY; m topped up in DBS QR gift cards over 2 days
Some banks see customer adoption hitting a record high over the Chinese New Year period. Read more at straitstimes.com.
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