【シンガポール】リー首相、2024年までに党首の職を引き継ぎへ

シンガポール
DPM Lawrence Wong also urged the party to improve how it communicates and make clear what it stands for. ST PHOTO: MARK CHEONG

リー・シェンロン首相は11月5日、Singapore Expo Convention and Exhibition Centreで行われた人民行動党(PAP)の党大会で、次期総選挙までに、同党の指導権をローレンス・ウォン副首相に引き継ぐと述べた。

ウォン副首相は昨年4月にのPAP第4世代チームリーダーに選出。リー首相は改めて、自身とPAP全議員はウォン副首相と第4世代チームを全面的に信頼していると強調。

リー首相は、70歳の誕生日を迎えるまでにPAP党首の座を時期リーダーに譲りたいと公言していたがCOVID-19の大きな流行でより実現できなかった。PAPが立ち上がったのが1954年11月21日。順調にいけば来年の党設立70周年の節目までに党首交代が実現する。

これまで明確にされてこなかった党首交代時期が選挙前と決まったことに関して、リー首相は、2025年11月までに行われる総選挙で党を率い、国民の全面的な支持を得て国を前進させることが必要だと指摘。この決断を慎重に検討し、ウォン副大臣含め3Gおよび4Gの閣僚とも十分に話合ったという。

3度目の党首交代となることにリー首相は、まずはウォン副首相率いるPAPが総選挙に勝利し、新首相と第4世代チームの閣僚が現政権以上にシンガポールを発展させていけるよう全力でサポートすると述べた。

ウォン氏は、国をリードるすために、これまで第4世代のリーダーたちと長年にわたって緊密に協力してきたとし、リー首相からのバトンを受け取る準備は出来ていると語った。

副首相に就任する前のウォン氏は、新型コロナウイルス対策タスクフォースの共同委員長を務め、2021年5月の内閣改造で財務相に就任。当時から第4世代リーダー候補として期待されていた。

※ソース

Site not available
タイトルとURLをコピーしました