【シンガポール】2023年末までに糖分が多い作りたて飲料をメニューに表示

シンガポール
MYCCFによるPixabayからの画像

糖分や飽和脂肪を非常に多く含む作り立ての飲料を販売する店舗は、2023末までにメニューに「ニュートリグレードマーク」を表示することを義務付けられる。

オン・イエクン保健相は11日、政府はこれらの措置を来年半ばに公表し、2023末までに実施する方向で取り組んでいると述べた。対象飲料には淹れたてのコーヒー、搾りたてのジュース、バブルティーなどが含まれる。

オン保健相は「ニュートリグレードマーク」の表示について、「中立的でいい名称だが、消費者へのメッセージには糖分が高いことを示している飲料を避けようという意味が込められている」と述べた。

「ニュートリグレードマーク」は飲料中の糖分と飽和脂肪の含有量に基づきA~Dの4段階の等級がつけられDが最も含有量が多い。

また、糖尿病が大きな社会問題となっていることから、消費者の砂糖摂取量の減少に繋げる政府の取り組みとして、糖分や飽和脂肪の含有量が非常に高い調理済み飲料の宣伝も禁止される。

こうした動きは、「ヘルシーSG」と呼ばれる政府の新しい医療改革戦略の中で、予防医療に重点を置いていることに合致する。

シンガポールは高齢化が進んでおり、糖尿病の有病率は長年にわたってほぼ一定である一方、糖尿病の主要な危険因子である肥満の有病率は上昇している。

砂糖や飽和脂肪の含有量が多い包装済み飲料については、今年12月30日からニュートリグレードマークを表示することが義務付けられている。

※ソース

Drinks outlets must label beverages high in sugar, saturated fat on their menus by end-2023
Such beverages include freshly brewed coffee, freshly squeezed juices and bubble tea. Read more at straitstimes.com.
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