【シンガポールニュース】2021年の国内総生産(GDP)速報値、前年比7.2%増

シンガポール

シンガポール貿易産業省(MTI)が3日に発表した2021年の国内総生産(GDP)速報値は前年比7.2%増で、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で5.4%減と過去最悪のマイナス成長を記録した2020年から大きく回復した。伸び率は2001年以来の高水準だった。

3日に発表された速報値は、昨年11月にMTIが予測した約7%とほぼ一致。21年第4四半期のGDP速報値は前年同期比5.9%増で第3四半期の7.1%増から伸び率はやや減速した。第4四半期のGDP成長率(季節調整済み)は前年同期比2.6%増だった。第3四半期は1.2%増を記録。

2021年はすべての部門が前年を上回り、第4四半期の成長も前年同期を上回った。四半期ベース(季節調整済み)では、建設だけが前期比を下回った。ただ第4四半期のGDP速報値は主に10月と11月のデータから推定されており、より包括的なデータが利用可能となれば修正される可能性がある。

部門別GDP速報値

製造:
第四半期は前年同期比14%増。第3四半期の7.9%から加速。通年では前年比12.8%増。特に電子機器と精密工学は、半導体と半導体機器に対する世界的な需要の持続に支えられ、力強い伸びを記録。

建設:
第四半期は前年同期比2%増。第3四半期の66.3%増から急落。通年では前年比18.7%増。国境制限による外国人労働者不足が原因で、第4四半期の成長率はコロナ前の2019年同期比26%減と低水準で推移。

卸売・小売業および運輸および貯蔵:
第四半期は前年同期比4.3%増。第3四半期の6.1%増からやや減速。卸売は輸出の堅調な業績と並行して着実に成長。運輸および保管は大きな改善が見られたのは渡航規制が緩和された第4四半期にはいってから。

情報通信、金融、保険および専門サービス:
第四半期は前年同期比6%増。第3四半期の8%増からやや減速。情報通信セクターは、ITおよびデジタルソリューションに対する強い需要と、ゲームおよびソフトウェアの成長が牽引。金融および保険は資金運用管理が牽引。

その他のサービス:
第四半期は前年同期比3.1%増。宿泊施設とフードサービスを除くすべてのセクターで伸びを示す。宿泊施設とフードサービスの業績低迷はワクチンパスポートによる渡航規制の緩和が一部で進んだものの、全面的に外国人観光客の受け入れが止まったままであることと、外食1グループあたりの人数制限による。

ソース

Singapore's economy grew 7.2% in 2021, rebounding from recession the previous year: MTI advance estimates
SINGAPORE: Singapore's economy grew 7.2 per cent in 2021 amid the COVID-19 pandemic, rebounding from a recession in 2020, advance estimates released by the Mini...

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