F1シンガポールGP主催者は29日、9月15日から9月17日にかけて開催されるナイトレースの観客動員数が過去最高の30万2000人を記録した昨年から17%減少すると発表した。
今年の観客数は2008年の初開催以来の平均的な観客動員数、約25万人に落ち着く見通しだ。
観客数減少の理由は、マリーナベイに位置するザ・フロート再開発の一環としてベイグランドスタンドが閉鎖されるため。シンガポールGPのエグゼクティブディレクターであるアダム・ファース氏はストリートサーキットの制約を考慮すれば想定内だと語っている。
チケットの売れ行きは好調で、観覧場所23カテゴリーのうち16カテゴリ―で完売。VIP席や特別な観覧エリアへのアクセスなどが含まれるホスピタリティ・パッケージもほぼ売り切れで、残りチケットはわずかとなっている。
マリーナベイサーキット周辺のホテルは、レースが行われる週末の予約が埋まることを見越して4月から予約を受け付け、その後すぐに満席となったホテルもあった。
昨年はレース期間とほぼ同時期に25のMICE(会議、インセンティブ、コンベンション、展示会)イベントが開催された。F1開催期間中のホテル稼働率も高く、平均宿泊料金も1泊440シンガポールドル以上と過去最高となった。
F1シンガポールGPは昨年1月に開催契約が延長された。シンガポールにとって4回目の契約延長であり、7年間の契約期間はこれまでで最長となった。
※ソース
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F1 Singapore Grand Prix's 2023 attendance expected to dip 17% after grandstand closure
Organisers expect about 250,000 spectators, down from the record high of 302,000 in 2022.