【シンガポール】8月の製造業生産高、0.5%増と伸び鈍化

シンガポール
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シンガポール経済開発庁(EDB)が26日に発表した2022年8月の製造業生産高指数(19年=100、速報値)は123.0となり、前年同月から0.5%上昇した。伸び率は7月の0.8%増(改定値)からさらに鈍化した。

シンガポールの工業生産の40%を占める電子部門が2ヶ月連続で縮小。8月は生産高が7.8%減少し、7月の5.9%減少より悪化した。

電子部門では、電子モジュールおよびコンポーネントの生産が19.3%減少したのをはじめ、情報通信機器および家電製品の生産高は11.7%減、半導体は6.6%減(3ヵ月連続の減少)、コンピュータ周辺機器およびデータストレージは5.5%減と全ての分野で減少した。

マイクロン、インテル、エヌビディアなどの大手チップ企業が、2022年だけでなく2023年までも半導体の需要見通しは弱いと予測したことから、世界的に半導体の急激なダウンサイクルを懸念する声が高まっている。

また、電子部門の低迷はインフレ率の上昇と金利上昇が世界的に消費者需要を抑制する中、輸出主導型経済の全体的なパフォーマンスの足を引っ張る可能性があると、アナリストは指摘している。

化学部門と特殊化学品部門もそれぞれ11.2%減、14%減と落ち込んだ。電子部門とともに化学部門は、世界的な需要の減速、特にシンガポールの輸出の15%近くを占める中国向けが減速した。中国の経済成長率は上半期に2.6%に鈍化している。

8月は生産高が2%減少した2021年9月以降で最も低水準となった。バイオメディカル部門をを除くと、生産高は1.2%減少した。

※ソース

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Total output grew 0.5 per cent last month after a revised 0.8 per cent expansion in July. Read more at straitstimes.com.
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