【シンガポール】優秀な人材を確保、月収300万円の外国人に5年就労パス

シンガポール

タン・シーレン人材開発相は29日、優秀な人材をめぐる世界的な争いにシンガポールが効果的に対抗できるようにするための5年間の就労パスを導入すると発表した。

2023年1月に導入される海外ネットワーク&エキスパート・パス(Overseas Networks & Expertise Pass)は、月給3万シンガポールドル(約300万円)以上のあらゆる分野の高所得者、または科学技術、芸術・文化、研究・学術、スポーツの分野で「優れた業績」を有する人材を対象とする。

給与基準では、申請者は過去1年間に3万シンガポール・ドル以上の固定月給を得ていることを証明するか、将来シンガポールで最低月収3万シンガポール・ドルの職に就くことを示す必要があります。

また、海外からの応募者は、応募時点で時価総額5億米ドル以上または年間売上2億米ドル以上の既存企業に勤務していること、または勤務する予定であることを証明しなければいけない。

シンガポールがパンデミックから脱却し、経済的・地政学的な不確実性が残るこの時期に、シンガポールを世界の人材のハブとして位置づけることは「タイムリー」だと、タン人材開発相はナショナルプレスセンターでの記者会見で述べた。

同人材開発相は、内向き志向の国もあれば、グローバルな人材の獲得に奔走する国もあるとし、このような状況だからこそ、シンガポールの立ち位置を明確にしておく必要があると指摘。そのうえで、シンガポールがオープンであるかどうか投資家が疑う余地を残すわけにはいかないと述べた。

「私たちは今、人材がビジネスを追いかけるのと同じくらい、ビジネスが人材を追いかける時代になっている。企業と求職者の双方が投資し、生活し、働くために安全で安定した環境を求めている。シンガポールはそのような場所だ」と記者団に説明した。

リー・シェンロン首相は、8月21日のナショナル・デー・ラリーで、シンガポールは自国の労働力を開発することで「世界レベルの人材プール」を構築しなければならず、同時に海外から人材を集め続けなければならないと発言しており、タン人材開発相のコメントはこれに呼応するかたちとなった。

※ソース

Singapore to launch new work pass for top talent in all sectors from 2023
There is a S,000 minimum monthly salary requirement for the new Overseas Networks & Expertise Pass. Those with “outstanding achievements” in tech, arts, academia or sports can qualify even if they ...
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