【シンガポール】大卒初任給の中央値、2023年は4,313Sドル

シンガポール
The latest graduate employment survey showed that the median gross salaries of fresh graduates rose to $4,313, up from $4,200 in 2022. PHOTO: ST FILE

教育省が2月22日に発表した自治大学卒業生の共同雇用調査(JAUGES)結果によると、2023年大卒新卒者の給与総額の中央値は4,313Sドルで2022年の4,200Sドルから上昇した。

経済成長が鈍化する中、フルタイム、パートタイム、フリーランスの職に就いた新卒者は減少したものの、2023年の新卒者の給与は過去3年を上回った。

新卒者全体のうちフルタイムの正社員として働くことができた新卒者の割合は、前年から3.4ポイント低い84.1%にとどまった。また、パートタイムや派遣社員は前年から0.5ポイント低い4.0%、フリーランスも前年から0.3ポイント低下し1.5%にとどまった。

調査対象となった10,900人の労働力人口のうち、卒業後6ヶ月以内に正社員、フリーランス、パートタイムの仕事を見つけのは89.6%で、こちらも2022年の93.8%から低下した。

2023年の新卒者のフルタイム正社員雇用率が最も高かったのは、健康科学、情報・デジタル技術、ビジネスの3分野で、それぞれ95.9%、88.7%、88.3%であった。

情報・デジタル技術コースの卒業生は、2022年の5,625ドルから若干減少したものの、引き続き5,500ドルと総月給の中央値が最も高かった。エンジニアリングの卒業生も、総月給の中央値が2022年の4,600ドルから4,500ドルに下がった。その他のコースでは、卒業生の月給中央値は上昇した。

2023年調査にはシンガポール国立大学、南洋理工大学、シンガポール経営大学、シンガポール社会科学大学の全日制課程の新卒者約12,300人がに参加し回答率は74%だった。対象者は最終試験終了の約半年後である2023年11月1日現在の就職状況について、回答を求められた。

シンガポール工科大学(SIT)とシンガポール工科デザイン大学(SUTD)の調査は、学事日程が異なるため、後日実施される。

※ソース

Fresh university grads get higher salaries, though fewer find full- or part-time work: Survey
Of 10,900 graduates surveyed, 89.6% found jobs within six months of graduating. Read more at straitstimes.com.
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