【シンガポール】北海道プレミアム食品をPR、日系小売店でもフェア開催

シンガポール

シンガポールの食品業界関係者を招いた北海道プレミアム食品商談会「Hokkaido Premium Food Show」が17日(木)、シャングリラホテルで開催された。

シンガポール向け輸出拡大戦略の一環として、昨年に引き続き開催された商談会では道内27社が参加。ワイン、日本酒、チーズ、水産加工品、菓子、道施策商品等道産等のプレミアム食品が紹介された。

11月9日からは、シンガポール髙島屋開店30周年記念「大北海道展」がスタートし、海鮮弁当、スイーツ、ラーメンなどが人気を博している。19日には、鈴木北海道知事が訪れ、食品を中心とした道産品をアピールした。

また、11月17日からは、ミレニアウォークとグレートワールドにある明治屋シンガポール店内の北海道公式アンテナショップ「北海道どさんこプラザ」で「秋の北海道フェア」が開催。「Hokkaido Premium Food Show」に出展された道産品も販売されている。

明治屋では18日、19日にワイン、日本酒、乳製品、菓子などの試飲・試食販売も行われた。ミレニアウォークでは北海道ワイン株式会社と池田町ブドウ・ブドウ酒研究所(池田ワイン城)が製造するワインが試飲用として提供された。

北海道ワイン株式会社の「おたるシリーズ」は昨年に引き続き好評。なかでも生食用葡萄「ナイアガラ」を原料とし葡萄の香り、味わいを表現した「おたる特撰ナイヤガラ」は甘口でありながら、辛口好みのワイン愛好家の間でも人気を博した。

北海道内ではワイナリーはこの5年で急増し現在60のワイナリーが鎬を削っているが、世界中のワインを輸入しているシンガポールでは、まだまだ日本産ワイン自体の認知度がそれほど高くない。

北海道では、ワインを重要な産物として捉えており、ワインにおける北海道ブランドの強化にも注力している。シンガポールでも継続してプロモーションを行い、北海道産ワインの認知度向上に繋げる。

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