シンガポール食品庁(SFA)は17日、5月11日から5月13日にかけてタイとミャンマーから違法に輸入された食品約6.8トンを押収したと発表した。
SFAによると、押収された食品には、カイコやコオロギなど昆虫食品や加工肉・生肉などが含まれていたようだ。
ある捜査で、SFA職員はマンダイリンクの工業ビル近くの駐車していた車両から大量の牛肉、豚肉、鶏肉、羊肉、豚の血、カイコを押収した。これらはタイから不法に持ち込まれた食品だった。
また同工業ビルでは、2人の永住権保持者が冷蔵庫3つを有する倉庫を無免許で運営していたことが判明。
Textile CentreとPeninsula Plazaにある9つの小売店でもSFAによる家宅捜索が行われ、そのうち8店舗でタイとミャンマーから違法に輸入された加工肉や生肉、昆虫製品が販売されていたことがわかった。
これら違法に輸入され販売されていた食品のなかには、アヒル、豚肉、マトン、コオロギなどが含まれていた。さらに、小売店8店舗のうち3店舗は小売業のライセンスを取得していなかったことも判明した。
SFAは、輸入の認可を受けていない食品や輸入ライセンスをもたない業者が違法に持ち込むケースが絶えないことから、今後も捜査を強化していく。
※ソース

Nearly 7 tonnes of illegally imported food, including silkworms and crickets, seized by SFA
SINGAPORE: About 6.8 tonnes of illegally imported food from Thailand and Myanmar was seized by the Singapore Food Agency (SFA), following a series of raids cond...