【シンガポール】明るい未来のため、オーチャードロードで消灯活動

シンガポール
The lights were switched off for an hour at major establishments in the iconic shopping precinct. ST PHOTO: KEVIN LIM

気候変動に強い地球を目指す世界自然保護基金(WWF)のアースアワーに賛同し、シンガポールで初めて、3月23日午後8時30分にオーチャードロード沿いの照明が一斉に消灯された。

オーチャードロード沿いには、高級ブティック、百貨店、レストラン、カフェ、エンターテイメント施設が軒を連ね、多くの観光客や地元の人々で賑わうシンガポールの中心地。オーチャード・ホテル、タン・プラザ、イオン・オーチャード、パラゴン、マンダリン・ギャラリーなど、シンガポールを代表するショッピング街の31施設から明かりが消えた。

WWFシンガポール・アースアワー・フェスティバルは、同イベントの会場パートナーであるウィスマ・アトリアで開催され、テーマ別のアート・パフォーマンス、気候変動に関する教育ブース、WWFシンガポールの専門家による講演などが行われた。消灯までのカウントダウンもここで行われた。

WWFシンガポールによると、今年の消灯には1,000以上の事業所が参加した。

2007年にオーストラリアのシドニーで第1回アースアワーが開催されて以来、この消灯活動は180以上の国と地域の人々や団体が参加する世界最大級の環境草の根運動となっている。

2024年、WWFシンガポールは、アースアワーの消灯後も支援を続けるよう、人々や企業に呼びかけている。アワー・バンク・キャンペーンでは、誰もが1時間の時間を割いて地球のための活動に取り組むことを奨励している。

※ソース

Orchard Road turns off the lights for a brighter future
Over 1,000 establishments took part in the switch-off, which advocates for a climate-resilient planet. Read more at straitstimes.com.
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