株式会社ライズ(本社:名古屋)は5月25日に開幕した食品関連の見本市としては東南アジア最大級のRestaurant Asiaに初出展し、新製品である鮮度保持・抗菌機能を有する食品用ラップとバッグを紹介した。
新製品NEO RISEはエチレンガス分解機能と抗菌機能を併せ持った唯一無二の食品用ラップ・バッグで、その効果と安全性は国立滋賀大学による実験で証明されている。
食品用ラップ等を取り扱っている大手ディストリビューター、飲食店グループ、野菜・果物を生産している企業など、ブースには多くの来場者が足をとめて熱のこもった説明に聞き入った。
食品関連商品を大手小売店や飲食店向けに提供しているシンガポールのディストリビューターは、シンガポールでは気候のせいもあり青果物の廃棄率が比較的高いため、一般消費者向けにも飲食業界向けにも需要が見込める商品だと強い関心を示した。
飲食店経営者のなかには、取り扱う果物の鮮度を長持ちさせ廃棄率を最小限に抑えることができ、結果的に飲食店の経費軽減につながる商品だとして導入に前向きな企業も。
株式会社ライズ橋本社長によるとRestaurant Asia開催初日だけで、シンガポール国内の企業はもとよりマレーシア、台湾、日本の企業からも引き合いを受けたという。
橋本社長は製品の機能や効果は気温の高い東南アジア域内で高い需要が見込まれるでのはないかとRestaurant Asia出展を決定。今後は複数のバイヤー候補とより具体的な商談を重ね、できるだけ早く東南アジアの複数の市場で商流を確立したいと述べた。