【シンガポール】中国ゼロコロナ緩和で、出国前のPCR検査件数が増加

シンガポール
Alexandra_KochによるPixabayからの画像

シンガポールの医療機関は、中国によるゼロコロナ政策の規制緩和により、今後数カ月間は中国への渡航者が増え、出国前のPCR検査の需要が高まると予想している。

11月中旬以降、中国への渡航者は、渡航前の48時間以内にPCR検査を1回受けることが義務づけられている。

24時間医療サービスを提供しているUnihealthは、毎週4つのクリニックで約100~150のPCR検査の実施。11月中旬以降、特に中国に帰国する居住者を対象とした検査件数が15~20%増加している。

Unihealthの医療ディレクター兼家庭医であるXie Huizhuang博士によると、特に中国共産党がゼロコロナ緩和に動き出した頃からPCR検査需要が急増しているという。

Unihealthは、旧正月(1月22日)には、より多くの中国人が里帰りすることから、来月のPCR検査需要のさらなる増加に備えている。

Raffles Medicalも現在、40のクリニックで毎日約150から200のPCR検査を実施しており、来月の需要急増を見込んでいる。

Raffles Medical医療ディレクターChng Shih Kiat氏によると、PCR検査が必要な人には同医療機関でも24時間体制でサービスを提供する用意があり、需要が急増した場合でも問題なく対応できるという。

中国は今月初め、ゼロコロナ政策の規制を緩和し、公共スペースへの立ち入り制限を解除し、感染者は病院に連れて行かれる代わりに自宅に隔離されることを許可したばかりだ。

※ソース

Singapore clinics expect rise in demand for COVID-19 PCR tests after China eases measures
Healthcare providers are anticipating more bookings for pre-departure PCR tests as people look to travel to China.
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