【シンガポール】シャンムガラトナム上級相が大統領選出馬を表明

シンガポール

ターマン・シャンムガラトナム上級相兼社会政策調整相は8日、大統領選挙への出馬を表明した。7月7日に人民行動党(PAP)を離党し全ての役職を退く。

シャンムガラトナム上級相はリー・シェンロン首相に宛てに「政界および政府におけるすべての役職から引退することを希望する」との書簡を送付。PAP幹事長でもあるリー首相に受理された。

同上級相は、シンガポール通貨庁(MAS)会長、政府系ファンドGICの副会長、経済開発委員会の国際諮問委員会委員長などの役職も退く。

6年間の任期を終える現大統領のハリマ・ヤコブ氏は5月29日に再出馬しない意向を表明。これを受けて大統領選出馬を表明したのはシャンムガラトナム上級相のみ。

憲法で定められた大統領候補者の要件として、大臣、最高裁長官、議長、司法長官、公共サービス委員会委員長、監査役、会計士、永久秘書などの役職を少なくとも3年間務めた経験が必要となる。

シャンムガラトナム上級相は、2001年11月にジュロンGRCで国会議員に初当選し、その後4回再選を果たしている。現在の役職は、2019年からに上級相、2015年からの社会政策調整相、2011年からのMAS会長など。

大統領選は現大統領の任期が満了する9月13日までに実施される。

※ソース

SM Tharman to run for president, will resign from Govt and PAP on July 7
He will be retiring from politics after 22 years. Read more at straitstimes.com.
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