F1シンガポールGP主催者は2日、今年のF1シンガポールGPの観客動員数が過去最多を記録したと発表した。
チケットは完売し、3日間のイベントには約30万2,000人のファンが来場。これは2008年に開催された第1回ナイトレースの30万人を上回る観客動員数となる。
F1シンガポールGPは、新型コロナの流行により、2020年と2021年に中止となり、前回2019年の開催では26万8,000人の観客を集めた。同イベントは今年1月に4回目の契約延長が発表され、契約期間は過去最長の7年間となった。
記者会見でS・イスワラン運輸相は、観客の約半数は海外からF1ファンであることに触れ、F1シンガポールGPに対する関心の高さ、そのユニークさ、そしてレースを取り巻くさまざまな要素も反映していると述べた。
F1開催によってシンガポール経済全体に「連鎖的な効果」もみられ、レース期間とほぼ同時期に25のMICE(会議、インセンティブ、コンベンション、展示会)イベントが開催された。F1開催期間中のホテル稼働率も高く、平均宿泊料金も1泊440シンガポールドル以上と過去最高となった。
イスワラン運輸相は、シンガポールではこれまでもF1レースと主要なMICEイベントを連携して開催しており、今年のMICEイベントには約9万人の代表者が参加し、MICEイベント活動の力強い回復を示したと述べた。
※ソース

F1 Singapore Grand Prix records highest attendance in race’s 13-year history
Tickets for the event have been sold-out, with about 302,000 fans attending the three-day event.