【シンガポール】風邪薬やインフルエンザ薬の需要急増、供給確保必至

シンガポール

シンガポールで、市販の風邪薬や解熱剤などの需要が急増しており、ドラッグストア等小売店では市販薬の供給確保を急いでいる。

保健省(MOH)は21日、一部人気の市販薬については再入荷に時間がかかるとし、国民に特定の市販薬だけでなく代替品の検討を呼びかけた。また、小児用医薬品については無駄を省くために、消費する分だけを購入するよう協力を求めた。

中国国内で新型コロナウイルス感染者が急増し医薬品が不足するなか、海外在住の中国人が母国に送るため解熱剤など医薬品を大量に購入していることが話題になっている。

21日付、CNAのウェブニュースでも、Panadolなど人気の解熱鎮痛剤を購入したシンガポール在留中国人が宅配便の営業所前に列をなしているのが目撃されたと報じている。

ドラッグストアチェーンWatsonsのオンラインショップでは21日時点で、Panadol Cold Relief PE Capletsなど特定の風邪薬は完売となっていたが同ブランドのCough and Cold Capletsなどはまだ販売されている。

WatsonsはThe Straits Timesの取材に対し、コロナ関連製品については、ここ最近需要が急増しており、シンガポール人および在留外国人からのニーズが高まっていると述べた。

Watsonsでは、コロナ関連の医薬品の需要や流通状況を注意深く監視し、信頼できる製品の供給と在庫確保に注力するという。

※ソース

MOH working with retailers to ensure supply of cold, flu medicines amid higher demand
It may take a longer time to restock some brands, said MOH, adding that the public should also consider alternative brands. Read more at straitstimes.com.
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