【シンガポール】世界人材競争力指数(GTCI)2022でシンガポールは第2位

シンガポール
David MarkによるPixabayからの画像

ビジネススクール・経営大学院のINSEADと米Portulans Instituteが発表した2022年度版の「世界人材競争力指数(GTCI)」で、シンガポールが2年連続で2位となった。

今年のGTCIは133ヵ国と175都市を網羅。人材導入、職業訓練、人材登用の能力、市場環境などが評価の対象となり、政策立案者、投資家、採用担当者がグローバルな視点から労働力のトレンドを理解するのに役立つ。

世界各国は優秀な人材を求めて激しい争いを繰り広げているが、シンガポールはアジアで唯一トップ20にランクイン。

また、シンガポールは人材競争力の都市ランキングでもアメリカのサンフランシスコ、ボストン、シアトル、スイスのチューリッヒとローザンヌに次いで6位にランクイン。ここでも、アジアの都市では唯一トップ20にランクインしている。

報告書によると、シンガポールは高技能労働者の分野で世界1位となり、人材確保(36位)を除いて全ての分野で世界ベスト5までにランクインしている。

同報告書の共同編集者であるInseadのBruno Lanvin博士は、”人材確保”には、海外から人材を呼び込む能力と、海外で学んだり働いたりした後にに帰国したシンガポール人に十分な機会を提供する能力の両方が含まると定義したうえで、シンガポールは国内市場が小さく、順位的には不利になると説明。

エクスペリエンス・マネジメント・プラットフォームを提供する米Qualtrics社は、アジア域内の重要なビジネスハブとしての地位を確立しようとしているシンガポールにとって、優秀な人材を確保するために国と企業が効果的な策を打ち出す必要性が高まっていると述べた。

※ソース

Singapore ranked second globally for best talent, only Asian nation in top 20
It is the only Asian state to make the European-dominated top 20 in the list. Read more at straitstimes.com.
タイトルとURLをコピーしました