【シンガポール】国際バカロレア(IB)ディプロマ認定試験、満点取得者の半数以上はシンガポールの学生

シンガポール

昨年11月に実施された国際バカロレア(IB)のディプロマ認定試験の結果が4日に発表され、今回もシンガポールの学生が素晴らしい成績を収めた。シンガポールの学生の平均スコアは45点満点中40.6点。世界平均は32.37点でアジア太平洋地域の平均点は37.02点だった。

45点満点を取った学生は世界で238人。そのうち133人はシンガポールの学生だった。2005年に大学入学前2年間のディプロマプログラムに加入してからというもの、シンガポールの学生が、常に世界中の高得点者の半数以上を占めている。

ジュネーブに本部がある国際バカロレア機構によると、合格率はシンガポールが99.15%と世界全体の87.02%およびアジア太平洋地域の95.13%より高く、シンガポールで受験した2,156人のうち1,062人の学生が40点以上を獲得した。

シンガポールからは合計18校が参加。そのうちACS(Independent)校からは441人が受験し全員が合格した。平均スコアは42.7点と前年の41.8点、2019年の41点を上回った。また40点以上獲得した学生403人のうち365人はスコアが42~45点の高得点者だった。

School of the Arts Singapore (SOTA)も受験生156人全員が合格し、平均スコア41.1点をマーク。半数以上の学生が42点以上を獲得した。シンガポールから参加したその他の学校も優秀な成績を収めた。

IB事務局長のOlli-Pekka Heinonen氏は、新型コロナウイルスのパンデミックによる混乱のなか、シンガポールのIBコースの学生は強靭さ、柔軟な適応力、コミットメントを示してたと述べ、学生を献身的にサポートした学校や教師を称賛した。

11月の試験には全世界で16,800人以上が受験し、アジア太平洋地域からは約6,300人が受験した。

※ソース

The Straits Times
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