砂糖摂取量の減少に繋げる政府の取り組みとして導入された「ニュートリグレード」表示の要件が、淹れたてのコーヒー、搾りたてのジュース、バブルティーなどにも拡大される。
保健省(MOH)は6月30日、「ニュートリグレード」表示の義務化について最新情報を公表した。これによると、糖分と飽和脂肪の含有量を示す「ニュートリグレード」表示が12月30日以降、ゼリー、アイスクリーム、ホイップクリームなどをトッピングしたドリンクにも義務付けられる。
また、表示の義務化は、食品販売店やケータリング業者だけでなく、職場、学校、医療機関など、小売店以外の場所で販売される飲料にも適用される。さらに、実店舗だけでなくオンラインで販売されるドリンクメニューにも表示が求められる。
しかし、作り立ての飲み物を提供する業者が直近の会計年度の売上高が100万ドルを超えていない場合、あるいは提供先が10店舗未満である場合に限り、当初は表示の義務化が免除される。
表示の義務化を怠った場合、初犯で最高1,000ドルの罰金が科せられる。それ以降の違反については、有罪判決を受けた者は最高2,000ドルの罰金を科される可能性がある。
なおシンガポールでは糖尿病が大きな社会問題となっていることから、糖分や飽和脂肪の含有量が非常に高いグレードDの飲料の宣伝は禁止されている。
※ソース
Drink toppings such as bubble tea pearls, whipped cream must have sugar level labels by Dec 30
Physical and online menus will also have to carry the Nutri-Grade label. Read more at straitstimes.com.